この記事は2017年に旧サイトで公開した記事を、2026年10月に書き直したものです。
ネットオークションやフリマアプリ、知人への個人売買など、車を個人で売る方法はいくつかあります。お店を通さないぶん、自分で値段を決められる一方で、売ったあとにトラブルになることも少なくありません。ここでは、個人で車を売るときに起こりやすいトラブルと、その注意点をご紹介します。
個人で売るときに起こりやすいトラブル
売ったあとに、不具合のクレームが来る
いちばん多いのが、引き渡したあとに「オイルが漏れている」「エンジンの調子が悪い」といった連絡が来るケースです。修理代の負担を求められたり、契約を取り消したいと言われたりすることがあります。
「ノークレーム・ノーリターン」と書いておけば安心、と考える方もいますが、売り手が知っていた不具合を伝えていなかった場合などは、責任を問われることがあります。知っている不具合や修理歴は、正直に伝えておくことが大切です。
名義変更がされない
車を引き渡したのに、買い手が名義変更(移転登録)をしてくれないケースです。名義が自分のまま残ると、翌年度の自動車税の通知が自分に届いたり、事故や違反の連絡が来たりするおそれがあります。
代金の支払いでもめる
分割払いの約束が守られない、振り込みが遅れるといった、代金に関するトラブルもあります。車を先に渡してしまうと、取り戻すのは簡単ではありません。
トラブルを防ぐためのポイント
- 車の状態や不具合、修理歴は、書面やメッセージで残る形で伝える
- 売買の条件(金額・支払い方法・引き渡し日・名義変更の期限)を、契約書にしておく
- 代金を受け取ってから、車と書類を引き渡す
- 名義変更が終わったら、新しい自動車検査証(車検証)のコピーをもらう
それでもトラブルになってしまったときは、ひとりで抱え込まず、お住まいの地域の消費生活センター(消費者ホットライン「188」)などに相談しましょう。
業者オークションとの違い
業者オークションは、中古車の販売店や買取店などの業者だけが参加できるオークションです。個人で直接出品することはできませんが、オークション代行を利用すれば、代行業者を通して出品できます。
業者オークションでは、多くの会場で検査員が車の状態を確認し、その内容が出品票に記載されたうえで競りにかけられます。買い手も車の状態を見て判断する業者なので、個人どうしの売買とは取引の進め方が大きく異なります。名義変更や代金の精算も、会場のルールに沿って進みます。
ただし、業者オークションでも、修復歴などの申告が実際の状態と違っていれば、会場のルールにもとづいて問題になることがあります。どの方法で売る場合でも、車の状態を正確に伝えることが基本です。
ポイント
個人売買は自由度が高い一方で、売ったあとの対応まで自分で行う必要があります。手間やリスクを減らしたい場合は、下取り・買取店や、オークション代行も選択肢になります。Garage Labでは、まず今の査定額と業者オークション相場を比べ、どの売り方が合っているかを一緒に考えます。
