ローンが残っている車〜所有者は誰?〜

車というのは大きな買い物だと感じる方がほとんどなのではないでしょうか。
普段よく買う服や食品、小物などとは文字通りケタが違うのです。
それゆえに、ローンを組んで車を購入しているという方もおそらくいらっしゃるだろうと思います。

 

むしろ、現金一括で払える方のほうが少数なのではないでしょうか。
そこでひとつ疑問が湧いてくるのです。

 

もちろん、車を売却したいと思った時にローンを支払い終わっていれば全く問題がありません。
もしもローンが残っている場合でも、車を売ることはできないのでしょうか。

 

そもそも、ローンを組んでいる際の車の所有者はあなたではないとご存知ですか?
ローンを組んでいる状況ではあなたが乗っている車は、ローン会社が所有している、つまり、ローン会社のものであるといえます。

 

ですので、名義人が自分名義ではないと基本的には売却できない、所有権留保と呼ばれているシステムで売ることはできないのです。
少しわかりにくいかも知れませんが、要するにローン会社のものをあなたが勝手に売るという判断をすることができないということになります。

 

しかし、ローンが残っていても実は車を売ることはできます。
次回その仕組みをご紹介しましょう。

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