事故車を申告なしで売却するとどうなる?

こんにちは、GArage(ガレージ)です。

 

一般に、事故を起こしてしまった車は、買取価格が普通の車よりも大幅に落ちてしまいます。こういった事情があるので、どうしても事故車であることを隠して売却しようとしてしまう人も中にはいらっしゃいます。なるべく高く売りたいという気持ちもとてもわかりますが、見つかった場合を考えると、正直に申告する方がいいでしょう。

 

今回は、事故車を申告なしで売ってしまった場合に起こりうることを皆さんにお伝えしたいと思います。

実際に、査定を受ける際に、買取店の店員さんに、過去に事故を起こしたことがあるか聞かれます。このタイミングで、高く売りたいという気持ちが先行してしまい、事故を起こしていないと嘘をついてしまうとしましょう。

 

この場では、事故を起こしてないものと判断されますが、買取された車は再度、査定されます。この段階で、結局この嘘はばれてしまいます。

業者と買取り手続きをする際には、契約書を書くことになっていますが、基本的にはこの契約書には嘘があった場合は契約をなかったことにできるということが書かれており、嘘の申告で車を売却してしまった場合は、キャンセルになる可能性が高いです。

 

キャンセルだけならまだしも、悪質な嘘がばれてしまった場合は、損害賠償を請求されることもあります。

結局ばれる嘘をわざわざついても、損をするだけですし、行儀もあまりよくありません。事故車を売却する際は正直に車の状態を伝えるようにしましょう。

 

ただ、事故車であることを正直に伝えたにもかかわらず、後々減額要求をしてくる業者がいます。こういった場合は、その場で適切に車のコンディションを見極められなかった業者に責任があるので、業者の方に何と言われても毅然とした態度で、応じるようにしましょう。

スクリーンショット 2017-02-08 9.56.49